投資の一種であるバイナリーオプションですが、怪しい、詐欺だ、などあまり良いとは言えない評判を見かけることがあります。
ではバイナリーオプションはほんとに危険な詐欺なのでしょうか?今回はバイナリーオプションが本当に詐欺なのか解説していきます。
- 日本にバイナリーオプションがやってきた!
- 金融庁によるバイナリーオプション規制
- 海外バイナリーオプションは安全なのか?
日本にバイナリーオプションがやってきた!
バイナリーオプションの歴史は、英国に拠点をおいているIG証券が2003年に金融商品化したことから始まります。
その後、2008年に日本市場に参入し、IG証券株式会社としてFX・CFD・バイナリーオプションの提供を開始しました。
バイナリーオプションはFXや株のようにルールが難解ではなく、「HIGH」か「LOW」のどちらかを選ぶだけという単純なルールだったため投資初心者にも受け入れられ日本でも人気を博しました。
バイナリーオプションは国内業者と海外業者に大きな違いはなかった
バイナリーオプションは海外業者による成功を受けて、1年後には日本の証券会社もバイナリーオプションに参入し始めました。
その頃は取引時間に多少の差があるくらいで国内業者と海外業者に大きな差はありませんでした。
そんなバイナリーオプションでしたが2013年に大きな転機が訪れます。
金融庁によるバイナリーオプション規制
ある時、国内バイナリーオプション業者の規制が行われました。
これは日本で行われているバイナリーオプションのギャンブル性を問題視して、政府が利用者の安全を守るためということで規制をかけたのです。
これによって規制を受けたのは国内業者のみで、海外業者は拠点が国外の為日本の法律が適用されず規制の対象とはなりませんでした。
その結果、国内業者では利益を出すことが難しくなってしまい、その結果多くの国内トレーダーは海外業者へと移行したと言われています。
国内バイナリーオプションにおいて1回の取引時間を最短2時間からに規制し、その結果短期取引で利益を出すことが難しくなってしまった。




金融庁による「バイナリーオプション規制」により、法律を順守した国内業者のバイナリーオプションは、難易度が高いFX取引に近いものとなってしまいました。

そんな状況に金融庁は、海外業者は金融庁の許可を取っておらず、日本の法律も守ってないので危険な業者だから何かあっても責任取れないぞとネガティブキャンペーンを始めたのです。これがバイナリーオプションが詐欺と言われることがある大きな理由です。
海外バイナリーオプションは安全なのか?
バイナリーオプション海外業者が日本の金融庁の許可のもと運営を行っていないということは事実です。
ですが海外バイナリーオプション業者で一番有名な「ハイローオーストラリア」という業者は、現在はマーシャル諸島で運営を行っていますが、過去にはオーストラリア金融ライセンス(許可)を取得していたり、オーストラリア銀行に資金分岐(消費者の資金を守る)を行っていたり、オーストラリアの監視の元法律を順守し、安全に運営を行っていました。
ハイローオーストラリアは、日本の金融庁の認可はありませんが、自国の法律は遵守している優良企業です。
何度か取引をすればわかりますが、最短の取引時間が2時間の国内バイナリーオプション業者を使って短期で利益を出すことはほぼ不可能です。
バイナリーオプションは国内国外問わず安全
以上の理由より、バイナリーオプションの業者は国内国外問わず安全だということが言えます。
バイナリーオプションが詐欺だといわれている背景に、金融庁が規制を行った際に日本の法律の適用外である海外業者に対し許可は出していないので気をつけろと注意喚起したことによる「海外バイナリーオプション=詐欺」というイメージの定着があります。
実際は海外業者でも危険性はないので安心して取引を行いましょう。
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